オーイシマサヨシ カバーアルバム「仮歌」 の 話





はい



ついこの前もうやらないって言うたよね
CDを聴いた感想のコーナーです



いやでもね
気に入った曲の話を
そしてそれを薦めるっていうのは
とても良いことだと思うの

だから
アルバム聴いて(懇願)

絶対損はさせないよ
オーイシが
もし損したって思ったならオーイシのTwitter荒らしていいよ

https://twitter.com/Masayoshi_Oishi?s=17

どうぞ


絶対良いから
ライブでも口からCD音源と言われるほどの歌唱力なんだよ
こんな言い方はあれだが
オーイシマサヨシさんがこんなにメディアに出られないのはおかしいし本当に日本を代表するアーティストになってていいと思うんだよ






1 ようこそジャパリパークへ
「すっごーい!あなたは仮歌が得意のフレンズなんだね!」

けものフレンズ』OPのセルフカバー。仮歌(笑)クオリティを一発目からぶつけてくる、原キーであれを歌われる。作詞も本人なのでまぁオーイシさんの曲ですよね。

わたしこの曲、どうビスPPPの方だけど、アホほど聴いてたときがあって、オーイシさんの方は避けてたことがあったのね。でもオーイシさんのライブがニコ生でやってて、それを観て歌ってるの聴いたら、まーやめらんないね。印象が変わるのは当たり前かもしれないけど、盛り上げ方やら全員参加してる感覚やら、そういったものを一人でカッコイイんだよ。回しが一人で完遂してる。トークが滑ること頻繁にあるけど。
曲について話すとか言っといてなんだけど、この曲の素晴らしさってライブパフォーマンスなんだよ。俺個人が好きなアーティストの真似をすることってよくあって、今までミスチル桜井さんや初音ミク、RADの野田さんなどを真似することがあったんだけど、オーイシさんの真似をすることが最近はある。それでもっとも影響を受けているのがこの曲。文字では説明できないんだけど、腕の動きが物凄くカッコイイんだよね。スマートなんだよ。仮歌ツアーのトレーラーで観てほしい。

本人曰く、"けものはいても のけものはいない"というフレーズは運転中に思い付いたらしい。これは来たなとか思ったらしい。Aメロ後半の早口歌唱とかは、今考えると非常に大石昌良臭しますね。




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2 ブラッドタイプ☆ハートビート
「最近入ってきたA型のオーイシってやつ、自分のことおしゃべりクソ眼鏡って言ってるけど、プライベートでは全然喋らなくて、友達いないらしいよ。」

『血液型くん2』のOPのセルフカバー。テンポが良いポップスで、かなり聴きやすい曲ですよー
アース・スター ドリームが歌ってた時は思わなかったけど、オーイシさんが歌った途端ライブ映えする曲になった。このアニメ観てたんだけど、ほんとその時はいかにも5分アニメって感じの曲だなあって思ってたよ。しかしオーイシさんの演技力表現力がイキイキしてくれる曲だったね~ライブだと長々レスポンスがたくさん用意されてるから一体感生まれるね~提供先が四人組のユニットだからそういうふうに作ったんだろうけど、自分で歌うとこう活かせるのは素晴らしい。
コメントでもあったけどサビは 贈る言葉 のオマージュぽいね。海援隊ね。

どの血液型のやつもいていいんだぜ、仲良くやろうぜ、って曲。血液型診断を肯定も否定もしないで、アニメの趣旨にも沿ってる曲作れるってすげえよなあ。最後のサビの歌詞
"みんなの身体で 同じ音がするよ
ほら 私たちも友達になろうよ"
ここ好き。


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TVアニメ「血液型くん!2」OP ブラッドタイプ☆ハートビート PV【2月25日発売】 - YouTube







3 枕男子
「お風呂にする?ご飯にする?それとも僕と寝るー!?」

枕男子』OPのセルフカバー。ダーリンと一緒に寝たがる人の曲。寝かす気のない力強い歌声でおやすみと言うので下心が見えてますよと言いたくなる。すげぇカッコイイです。提供先の花江夏樹さんは割と可愛い系の声の声優さん、まあ今は歌手としても活動してるけども、だから割と演奏がアップテンポなバンド演奏でも可愛らしく見えてくるけど、オーイシさんはバンドのボーカルだからね。でも力強くも優しい。ファルセットが美しく、サビのメロディの耳馴染みが良いんだ。あとやらしい演技。
後奏でのスキャットもカッコイイ。気持ちいい。真似したくて仕方がない。

歌詞は結構独特。特に2番。遊び心満天な曲。いいよね。
ライブではコーラスの"電気消して"を観客が言ってステージの照明が落ちる、というのが定番になってるらしい。擦りすぎだけどあのくだり大好きだからもっとやれ。

絶対誰にも共感されないと思うんだけど、ミスチルの シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~ のMVのイメージか浮かんでくる。伝わらんよな~



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4 MANKAI☆開花宣言
「大人気、イケメン、育成、アプリゲーム『A3!』主題歌でございます~」

『A3!』メインテーマのセルフカバー。提供先では男性声優による大盛り上がりテイストな歌い方で、こちらもその方向性で歌ってると思われる。この曲もオーイシさんを好きになった理由の1つで、とことん前向きで華やか笑顔になれる曲というのももちろん好きなんだけど、ライブで物凄く楽しく歌ってるもんだから、聴いた後の爽快感?感動が物凄くあるのよ。オーイシさん経由でA3ders!の方も聴いたんだけど、どっちのがすごいとか上手いとそういうのはなくって~、どちらも持ち味や魅力がしっかり活きてる 。そういう曲作り、そういう歌い方をしているオーイシさん歌唱力ぱない。
よく知らないんだけど、ライブでBメロで声変えて歌うのはどういう演出なんかね。

シンプルな歌詞をメロディなどの演出で輝かしてるのがええのんや。ライブで二番の歌詞の
"何度でも立ち上がろう バカみたいと言われても
やめられない理由(わけ)が ちゃんと胸(ここ)にある"
の時に手を握って突き出すのがカッコ良くて熱すぎる。
"あの日の傷跡だってまだ癒えない まだ癒えないけど"
のとこの汗涙を拭いながら進んでいくような熱さ、男臭いのに曲は爽やかで、そういうところが人気の理由なんだろな。
なのにサビはキャッチーなポップさ、跳ねるようなテンポ、ロングトーンが伸びるところも、現代のアニソン向きに作られているのがよくわかる。まあアニメじゃないけど。
いつか『A3!』がアニメ化したら、その時はまたオーイシさんにメインテーマを書いてほしいな。




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5 不可侵領域デストロイヤー
りぶ『singing Rib』提供曲。
まずこの曲、歌詞を読んだ時の衝撃。ラブソングでもなく、孤独に震える曲でもない。人との触れ合いを歌った文字にしにくい気持ちを、こんなコミカルな形で表すことができるもんなんだと驚いた。一言で言えば、友達ができました、って曲なんだけど、自分の世界が照らされる感動を回りくどくおちゃらけて歌ってる。よくこんなフレーズを思い付くなってワードが散りばめられてる。

この曲はアニソンではないし、なんならシングルでもないんだけど、思いっきり看板を張れるくらいに残りやすい曲作りになってる。もう試聴でいいからとりあえず聴いてみてほしいね。照れ臭い言葉を自信満々に書けるなんて、ほんとカッコイイ…なんなんこの人。
歌も滑舌が良くて聞きやすいし、歌唱力高すぎて喜びがこぼれ落ちてるのが伝わってるくる。もう歌だけでもやめられないよお~








6 浪漫飛行 ~ラブライス ver.
あの米米CLUBの名曲を『ラブ米』というアニメの主題歌の為にオーイシさんが編曲し提供した曲のセルフカバー。カバー先では声優の皆さんがアレンジのポップなメロディに沿って歌っているが、オーイシさんは原曲に寄せて歌っている。デジロックという感じ。コーラスも多分オーイシさんだが、MARIさんとMINAKOさんに寄せていってると思う。

原曲は伸び伸びと広がりのある爽やかさがあるが、こちらはみんなで楽しんで歌っているようなアレンジになっていて、オーイシさんの表情豊かな声が非常に映えている。特にラスサビのブレイクはめちゃくちゃ気持ちいい。
Cメロ前の間奏では原曲にある進行を、現代風にしてそのまま使ってる。愛が垣間見える。

原曲の魅力ってやっぱり石井さんの渋くて力強く伸びのある歌声だと思うんだけど、こちらは優しい歌声になってて、他の曲を聴く限りオーイシさんも力強く歌えないわけじゃないんだけど、懐かしい曲をみんなで歌ってみようという感じ。石井さんが真っ直ぐ飛ぶ飛行機のイメージだとしたら、オーイシさんは世界へ広がっていくイメージだな。他の曲知らなくてもこの曲なら知ってるって人も結構いるだろうからね。




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7 モラトリアムダンスフロア
「すっとこどっこい!」

内田真礼『Drive-in Theater』提供曲セルフカバー。提供側よりオーイシさんは半音高い。
オーイシマサヨシ代表曲の1つ。元々は大石昌良名義の曲なんだっけ?提供先も歌ってるんだろうけど完全に自分の曲に仕上げてる。80、90年代のロック音楽を彷彿とさせる縦ノリのバンドサウンド。コール&レスポンスもしやすい曲でライブ映えもする。ファンにも人気の曲らしい。

めちゃくちゃカッコイイってわけじゃないんだけど、聴いても歌っても踊っても楽しい。シンプルに良い曲。最初ピンと来なかったけど今はやべえすね。本当に好きだわ。この曲で飛び跳ねたい。この曲のためにオーイシさんのライブに行きたい。モラトリアム というのは 社会的、または個人的のとある理由でその物事を引き延ばすこと らしいです。ダンスホールで踊って何もかも忘れてしまえ、ということと、友達以上恋人未満の関係をまだ楽しみたい、ということを歌っている曲。
合いの手で「すっとこどっこい」と言うとことがあるんだけど、提供先の内田真礼さんのライブではやらないでくださいという約束がある。

なんか一番桜井和寿みを感じた。



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8 リングオブドランカー
柿原徹也『Circle of LIFE』提供曲セルフカバー
この曲も大石昌良名義だったかな?いかにもって感じだけど。80'sロックぶったフレーズやトランペットとゴングの音から始まるハイテンポなロックナンバー
内容はボクシングがテーマ、なのかと思いきや、下戸が酔ってナンパをしているというもの。千鳥足とパンチドランカーをかけたような歌詞ね。柿原さんによると、飲めない人がパーティ会場に迷い込んだようなイメージだそうな。個人的にもそんな印象を受けた。パーティ会場ってほど豪勢でもないけど。

素早い韻の踏み方や繰り返されるサビのフレーズ、ダミらせて喉の奥で絞らせているかのような歌声が、聴いている内にボディブローのようにじわじわ効いてくる。投げ槍になってるようなAメロが好み。たまらないね。
ナンパといっても、本気で口説きに行こうとしている。しかし目指しているのは世界ランカーということで、つまりまだ彼女の眼中にすら入れてないということで。こうやって隙を作ることで親近感を与える曲作りなんだろね。イキってていいね。おしゃべりイキリクソ眼鏡。








9 ぼうやの夢よ
エミリアたんの膝枕で寝たいな…」

Re:ゼロから始める異世界生活』挿入歌セルフカバー。このアルバム唯一作詞がオーイシさんじゃない曲。
子守唄調のスローバラード。優しく歌ってるけど、隠し切れない力強い声量よ。二番のBメロとか思いっきり伸ばしてるし。でもまぁ全体的に優しく歌ってる。この曲を聴いた後の幸福感は多分、単にぼくがオーイシさんが好きだからだと思いました。

提供先は聴いたことないですね。リゼロ自体知らないもんな。面白そうなんだけど。
というわけで聴いてきました。この曲に限っては、提供先の方が曲のイメージに合ってた。どっちが悪いわけではなく、オーイシさんよりはエミリアたんのがいいね。まぁ女声のが映えるだろね子守唄は。




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10 ヒーローインポッシボー
「俺がインターネットヒーローの"ヒーロー"にならないと、って思って。」

花江夏樹『青春は残酷じゃない』カップリング曲のセルフカバー。ライブ後半で歌われることが多いらしい。この曲がタイトル曲じゃないとか信じられない。
正直この曲を紹介したいがためにこの記事を書き始めました。マジで名曲中の名曲。初めて聴いたときからズッシリ来ました。誰しもが誰かを助けうる、『可能性』の中に生きているヒーロー。知らない内に、何気ないことが誰かを助けてるかもしれない、ということが歌われている。

ミスチルファンなら誰しもが思い出すであろう、彩り という曲。しかしファンのくせにこんなこと言うのはなんだが、こっちのが好きだ。どちらも同じミディアムテンポなんだが、この曲をオーイシさんは、まるで日常の「なんとなく」を感じさせるように奏でている。それはまさに日常生活を歌うこのテーマに合致していると思うのです。それを優しく口角を上げて歌ってるんです。
特に最後のサビの歌詞、本当にそこを聴く度に顔が綻んでしまうんです。

"変身ベルトも変身メガネも必要ないよ
この言葉があれば 誰でもかれでもヒーロー
そう 「ありがとう」"

優しい歌声で、暖かいメロディで、バンドサウンドで、最高です…
この曲はオーイシさんの歌声があってこそだと思うんだよ。是非聴いてほしい。オーイシさん、ありがとう。ほんとすごいぜ。

ただこの曲、シングルでもないしタイアップもないため、動画がありません。だからこのアルバム、買って♥️








11 君じゃなきゃダメみたい
「どこでも言うてるわけちゃうで~」

月刊少女野崎くん』OP曲。このアルバム唯一のカバーではない曲。オーイシマサヨシ名義の代表曲。ギターの演奏が光る珠玉の一曲。
雑に言うと片想いしてる気持ち悪い男の歌。物凄く綺麗な言葉を並べながらやっていることはストーカーじみたこと。なんだけどもしかしたら片想いはそれと紙一重みたいなものなのかもしれない、というあれなのかもしれない。多分違うと思う。今だったらこの歌詞はオーイシ節全開だなって思うけど、初めて聴いたときはこういう妄信的な歌詞は斬新だと思ったし、それをまるでストレートなラブソングみたいにカッコ良く歌い上げてるのがすごいわ。なんていうか、歌詞はすごいダサい男の歌なんだよね。それを高らかに歌ってるのが凄いんだよ。こういう曲は大石昌良名義でもたくさんあって、割と定番なのかもしれない。

オーイシさんを知ったのは ようこそジャパリパークへ からだったんだけど、本格的に好きになったのはこの曲からで、ライブで歌うのを見て情けない歌詞をこんな風に盛り上げられるのかよ、と。
ライブで言うと、この曲をやる前に大概やってるギターのフレーズがある。あれが来ると会場大盛り上がりになるよね。
Cメロがメロディも歌詞も大好き。
"散々迷って 壁に当たって
まるで心は君への迷路
考えすぎて 道が分かれて
右だ左だ全部洒落くさい"
のところがめちゃくちゃかっけえ。

誰でも聴きやすいタイプの曲なので、オーイシさん入門編としてはこちらをどうぞ聴いてみてください。





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というわけで
まあね
前の方ほど聴き込んでるわけでもないし詳しいわけでないので
ふわふわした感じになりましたが
つまり言いたいのはこういうことです

このアルバム、名盤です

オーイシマサヨシというアーティストを知るには充分だし
まずはこのアルバムを聴けば間違いないと思います

ちなみに漢字の大石昌良さんとは曲の雰囲気結構違いますのでご注意下さい
そちらの方も割とわたしは好きです
MVも数曲あるのでつべとかで探してください


今回そんなに長くならなかったので1つにまとめました




まぁね
おそらく9月1日でオーイシさんがMCやってる大好きな番組の『ニコ生☆音楽王』が終わるぽくて
オーイシさんを観る機会が減ってしまいそうでわたしは悲しいです

終わったとしてもアーティストのオーイシマサヨシ大石昌良を応援していきたいと思ってます
頑張ってほしい
好きなんや
冗談抜きでこんなに一般に浸透してないのは信じられないくらい素晴らしいアーティストです
エンターテイナーです
是非皆さんにも少しながら注目していってほしいし
この記事が少しでもその役に立てたらと思います



おわり