「人を本気で殴ってみたい」
と言う人は結構いるらしい
やったことがないからなのでしょうけど
そもそも人を本気で殴る動機ってなんでしょう
ジョジョの1部の主人公 ジョナサン・ジョースターは
愛犬を殺され恋する相手を辱しめられその犯人であるディオを本気で殴っていた
これは本気で殴りたいだろうとわかる
しかし皆がそこまでの理由を持っているから
「一度は本気で人を殴ってみたい」
となるだろうか
もしかして殴りたいという人は
それくらいの理由を持っている人だけなのだろうか
しかしあえて言う
経験上
人は人を本気で殴っても快感なんてない
その理由をなんとなく考えてみた
結論から言うと
殴った瞬間にその人物に対する『怒り』や殴ってみたいという『好奇心』、殴ったという『快感』よりも
殴ったという『事実』や傷付けたという『罪悪感』、やってしまったという自己擁護的な『後悔』が上回るから
である
そして
それは1発目を終えた瞬間に訪れる
1発目に本気で殴ったとしよう
男子高校生くらいの人間が顔面に本気で拳を打ち付けたら
大概の人間はよろめいたり後ずさんだり転んだりするだろう
当たり所によっては出血もするかもしれない
骨も折れるかもしれない
失明するかもしれない
その瞬間殴った張本人は目の当たりにする
被害者の傷ついた姿
自分がその傷をつけたこと
加害者になったこと
それを否が応でも自覚させられる
だから余程のことが無い限り2発目は出せない
出せるとしたら相手に対する『憎しみ』や『殺意』が
1発目に訪れる自己嫌悪を上回ってる場合
人はなかなか残酷にはなれないものだ
だから人を殺す時は一撃で殺すことが恐らく多い
藻掻く様子を見るのが苦しいから
そんなに憎んでるなら拷問とかしてやればいいのに
と思うことは俺自身もよくあるが実際はできないだろう
精神が作用していれば拷問はする側も割と拷問されてるようなもの
だからではないが
別に人を殴りたいと言っている人を批難するつもりはない
殴りたい殺したい邪魔という人間がいるのはたくさんあるだろうし
そうでなくても本気で殴る体験をしてみたいことはあるだろう
その需要のために肉感をリアルにした殴る専用のロボットとか生まれるかもしれない
でも一応何も得られるものはないし気持ち悪いだけだよと言ってはおく
ついでにそんなロボットの製造は俺は反対
殴ることのハードルが1つ下がりそうで怖い
まぁ
他人の暴力話って現実味が無いもんね
興味持つよな
仕方ないと思うわ
俺の暴力話は
いつかキャスとかで酔った勢いで言うかもしれないわ
知らんけど
やめた方がいいよ
マジで
物に当たるのも
殴った手痛いし
未だに骨痛むの治まってないし
壊れてから後悔するし
つらいよ
キチガイに見られるし
俺がキチガイなのはその通りだけど
コントロールできない人もいるけどね
それでもっていうならボクササイズとかどうでしょう
痩せるよ
たぶん
そんな話でした