いつか俺の黒い世界が
白でも灰色でもなく
パステルの夢物語でもない
光輝くような有彩色で照らされる日は来るのか
それは水の中に射す陽の光のような
不良少年の更生物語ではなく
声を失った少女が声を取り戻す奇跡みたく
指を差され笑われるのを跳ね返す努力みたく
星を救う日の出は訪れるの
でも俺は突如病気に襲われたわけではない
努力を重ねているわけでもない
ただ時間を日めくりカレンダーのように
破いては捨てているだけ
生きているだけで精一杯なんかではなく
死ねないほど賢いわけでもない
前にも後ろにも踏み出せない足を放って
疲れたとそこに座り込んでいる
俺は才能という考え方が好きじゃない
努力でなんでも出来ると考えている
天才というのは存在しない
努力を磨いたものを他人が勝手に
天錻の才能だと諦めの言い訳に諦観している
だからこそ自分がどこまでクズなんだと考える
不遇でもないのに
なにもしていないのにドラマになると思い込んでる
それで悲しいなんて
生きているのが虚しい
生きている意味がわからない
それは努力したことが無いからなんじゃないか
本気になりたいものを主張したら引かれたり拒まれたら
もうなりたいものなんか無くなっちゃったしなにがしたいのかわからなくなっちゃったよ
眠剤で眠くなってきたね
結局無料10連は確率が収束しないまま終わる
くそ