失望




http://realtheukon.hateblo.jp/entry/2018/09/17/194531

これの続きみたいな話です







付き合った彼女から薦められて
めちゃくちゃ好きになったものというのがいくつかあったりする

最たる例はVOCALOID


そうやって好きになったものを
俺は俺が嫌にならないペースで好きになり続けてたりする
そうならなかったものもあるけど

VOCALOIDは好きになって10年経った


実はアイドルマスター シンデレラガールズ
当時付き合ってた彼女が切っ掛けで好きになった
今でもまだ知ろうとする途中である



そしていつもその時は訪れる
俺が深くハマった作品ほど
それを薦めた人間は俺より先に冷めるんだ

それは両方が女性である
まぁそれは性別ではなく性格の問題だけど



その時俺は失望する
俺に教えを授けた師が
くだらない、とそれをビリビリに破くのを目の当たりにして
やり場のない怒りと
途方のない悲しさと
冷静に侮ってしまう

もうコイツから取れるものはないんだな
もうコイツから生まれるものはないんだな
もうコイツはあの時の人間とは違うんだな
コイツはあれだけ好きと言っていたものを捨てられるんだな

俺もそんな感じに簡単に捨てられるんだろうな



俺自身が熱しやすく冷めやすい人間な分
長続きしているものにはそれなりに想いが乗っかるからかな
結局他のコンテンツに対しては自分もそんな風にしてるのかもしれない
いや飽きるコンテンツなら最初からハマらないことのが多いんだけど

冷めることなんて責めようがないんだけど
それでもどうしても腹が立ってしまう
だって俺の一部を作ったコンテンツを教えてくれた人間が
それを軽視していたら
俺はどうしたらいいんだ


冷めるのはまだしも
冷めたのをわざわざ主張してくるなんて
無神経だと感じないのか?




じゃあ彼女と別れたのはそれが原因かと言われたらそうじゃない
それは別なんだけど
共通してあったのは
自分が辞めたコンテンツに対して
こちらにも同じように邪魔なものを捨てるように強制してくることが更に耐えられない
自分にとって大切じゃないことや
旬の過ぎたものは捨てるように促してくること
どうにかしているんじゃないかと思う
自分は冷めたから
他人の興味に対しては軽視してもいいって言うのか


これが前々に記事で書いた
流行に抗わない女性の性質だというなら
心底「無理だ」と
そう感じてしまう




そんな場面を
今日また見てしまった
俺の話じゃないが

他人を沼に嵌めといて自分はサヨナラ
それをわざわざ声を上げて発表したり強要したり
それが捨てられる場面を目の当たりにしたり


信じられない
わからないようにやらないのか
黙って去れないのか
負い目を感じないのか
信じられない

自分が時間をかけた絵をティッシュ代わりに使われた気分だ
ふざけやがって






だからこそ女性がコンテンツを衰退させるという意見は反対できない
つまりその固定したコンテンツに長く留まってくれないと感じるわけ




少し話はズレるけど
不思議なことに女性が生み出したコンテンツは息が長いと個人的には思う
他から介入してくると衰退させることが多いんじゃないかと思う
前に言った燃える性質の話





俺が無神経が嫌いな理由は
自分が固執する性格だからなんだと思う
その反動で固執することを理解できないのに恐怖を覚えるんだと思う




断捨離ってなんだ
そんな簡単に捨てられるほど俺は自分だけの空間を持ったことがない
なんで他人が価値を決めるんだ
わからない

憎い
憎い