歌詞の意味をすぐにググる人って
考えることとか
自分を持つこととか
想像の余地を楽しめない人なのかな
自分の立ち位置に余裕がある人なのかもしれない
比べるものや価値をつけるものではないけどさ
勿体ないなって思うよ
人は自分を持つことで初めて自分の存在を認識できて
自分の主張を出来ることで初めて生命を実感できて
自分で考え続けることで成長し続けられると
わたしは思うんだけどね
実際にそうだったら嫌なんだけど
担当する医師も
直属の上司も
気の合う友人も
みんな同じように精神をやられていたらいいのにって思う
六時間睡眠じゃ足りないって知ってたらって思う
カーブでアクセルを踏み込みたくなる衝動があればって思う
理由のわからない悲しさで呼吸困難になればいいのに
「懸念するものなんて無いのになんで悩むの？」
そんなもの俺が知りたい
聞かれても知れない知らない
そして仮にそれをあなたが知ったところで
あなたは再び理解し得ない言葉を零すんだろ
人との距離感に気持ちが追い付かない
追い付いた頃には言葉は思いがけないことになっていて
望まない気持ちが言葉に嫌悪していて
だから人と近づくのが怖くて
嫌われることよりも
自分の心模様が願わない型を強要されていることが怖い
他人に支配されるようで侵略されるようで
近づくのが怖い
お聴きください
乃木坂46
で
今、話したい誰かがいる
林檎を剥く時
母親の指先が
滑って切ってしまいそうで
嫌いと嘘ついた
何も欲しいと言わなければ
永遠に傷つかずに済む
僕は何回かその瘡蓋を見て学んだ
望まない
