好きなMr.Childrenの曲を雑に挙げて雑に説明するだけ Part 8




早々にできましたね
Part 8

まぁ言ってたけど前回の時点で次の曲目決まってたからね
あとシャッフルじゃなくて自分で決めると全然進みが違うわ

正直今回の5曲を選んでこの曲順にした時
我ながらこれは来たなと思ったね
完璧だと
いや伝わらんと思うけど
わたしにとっては割と素晴らしい流れなんですよ

自分でセトリとか考えるよね
ファンあるあるだよね
いつもそんなDJな気分です
はい

いつも思うんだけどここで薦めたところでどうやって聴くんだろうね
まぁ皆さんCD買うなりレンタルするなりしてください


とりあえず前回のリンクを貼るからそっから1つずつ辿ってください


realtheukon.hateblo.jp







マーマレード・キッス

『Versus』収録
雨の湿った香り、七色の傘の色、温もりを感じる演奏と歌唱、どれもわたしの好み
終わり方も綺麗で好き
感動とか震えとかそういうんじゃない
雨垂れで憂鬱を感じるような厳かなイントロから、水滴が反射して世界を彩っているように変化していく
歌詞はシンプル
冷えた体を暖めたいというような、いかにも初期のミスチルというラブソング
だけど神聖な入りづらいイントロから、気持ちが落ち着いてくるような展開は、後のMr.Childrenの音楽にもない
イントロだけだと本当になかなか聴こうと思えない
だけど聴いているとだんだん心地よくなっていく

個人的な話になるけど、最後に行ったミスチルのライブでこの曲を演奏してくれて、声が潰れるような感動を覚えた
後で販売された円盤にはこの曲はカットされていたので、本当に貴重な時間だった
しかも背景の映像は曲を聴いてイメージした通りのものが出てて鳥肌どころじゃなかった
『Tour 2015 未完』は稲垣哲朗監督と丹下紘希監督の競作だそうな
殺す気かよ



okmusic.jp







Any

23thシングル
『シフクノオト』『Mr.Children 2001-2005 』収録
わたしが最も好きなシングル曲
というのも最初に歌詞の意味が理解できた曲だったからかもしれない
それなのに今尚この歌詞が沁み続けている
建前の自分が嫌になって、何もかも疑ってしまったとしても、それは自分でどうにだって変えていけるんだって曲
サビの歌詞
"今僕のいる場所が 探してたものと違っても
間違いじゃない きっと答えは一つじゃない"
これは最初は全然響かなかった
だとしても、それを肯定することなんて今の自分には受け入れられない、と感じていた
だけどそうじゃなかったんだよね
自分がもがいて書き換えようとして、ぐっしゃぐしゃになってたとしても、一番初めに考えた自分と違ったって、少し笑えてる自分がいる
そんなことを気付かせてくれる曲だった
"そして僕は知ってしまった
小手先でやりくりしたって
何一つ変えられやしない"
本当にその通りだった
今の自分が気に入らないって拗ねてるだけでは、何にも変わらなかった
とりあえず今の自分を受け入れてみて、営業スマイルを捨てて、良い人じゃなくなったら、間違いじゃなかったって思うようになった
自分が自分に近付けた気がした
みんながみんな建前の姿を持っていても、素の自分で接している時間が、全部真実なんだよなと、なんとなく思うこの頃です
この頃でもないです

ちなみに後に フェイク というシングルを出しているが、その曲とは対を為しているとも言える歌詞が多い
だから『HOME Tour』で続けて歌われたとき、鳥肌やばかった
全然曲の話してねえ
ピアノのゆったりとしたテンポで始まり、サビで急に盛り上がる
桜井さんの感じたことが伝わってくる
MVは丹下監督なんだけど、もちろん最高だから是非観てほしい







Jewelry

『REFLECTION {Naked}』収録
先程の マーマレード・キッス とは違う意味の雨の雰囲気
雨によって現れる汚泥、憂鬱を描いているような演奏
だけどその暗さに対して、タイトルは Jewelry、つまり 宝石
暗さや汚れの中でも失わない、そのままの輝きをあの人に渡したい気持ちを描いている
但し一方通行である
たとえ拾われなくても、光り物を見てもらえたなら嬉しくなってしまう
それくらいの距離を感じている
ねっとり歌われているのが必死さを醸し出していて、歌詞は短いのにたっぷり時間を使って歌われているのが、たまらなく癖になる
雰囲気はジャズ
だけど悲壮感が凄い
この曲もミスチル初心者向けではないと思う








LOVEはじめました

『IT'S A WONDERFUL WORLD』収録
電子音が多用されていて、オケにはミスチルらしさが全然感じられない
薬やってんのかと思われそうなイントロ
内容はLOVEについて歌ってるというより、『思い遣り』という意識について歌っている
愛 というよりは 情 に重きがある
LOVE という単語をどう捉えるかによって意味合いが全然変わってくる歌詞や、かなり過激な風刺を盛り込んでいる歌詞に注目してほしい
時代の流れに伴って冷え込んでくる情を訴えかけてくる手法は、世知辛い人生を再認識させられて、これだから人間は、という感じで良い感じです
これは試しに聴いてみるといい
その時は無理だと思っても、後々でまた聴きたくなってしまう

CMでこの曲が流れたとき騒然としたらしい
その当時のことは知らんが
荒廃していく街にミミズみたいな文字が這っていくバージョンと、3Dで映し出された赤ん坊と建物や乗り物がグルグル回ってるだけのバージョンの2種類
どっちも見たことあるけど確かに不気味
でもあれを怖いと言ってると、90年代のミスチルのCM観れねえぞ







UFO

『IT'S A WONDERFUL WORLD』収録
軽快なドラムロールから始まるけど、なかなかしっとりしているメロディ
なにやらキラキラしている
容易に想像ができるようで、なかなか形容しがたい、そんな状況を描いていて、個人的には面白いなと思ってる
ちょっと訳ありの恋愛模様を書いている曲で、よくこの曲は浮気の曲とか言われてるけど、わたしはそう感じてないんだよね
なぜそう思うかというと、これと似たような感覚を持ったことがあるから
どちらかというと依存に近いものだと感じてる
それにあの浮かぶようなぼんやりした感覚を求めている歌詞がある
明確な嘘(浮気)がある曲ではなく、漠然とした逃避でそのまま二人で、不安のない世界に行きたいと歌っている、ような気がする
なにより最後にあくまで、あるかもわからないものに、漠然とした天望を載せているところがそう思わせてくれる
にもかかわらず演奏はかなり明るいので、謎のミスマッチがハモるみたいになってて実に不思議
オススメはしないけどね

ちなみにファン人気は相当高い曲







はい5曲でした

次ねぇ
あるかなぁ…

なんだか選曲が偏りすぎててもっと幅広くやらないと
とか考えると萎えるからなぁ
マイペースでやれる範囲で
やれたらいいね

それか曲のリクエストとかあったら
機会があったら応えるかもしれないです
かもしれないです
期待せずに

まず次回があるかはわからないけど

ここで毎回宣言しないのは自信がないからです
頓挫したたくさんの出来事が
わたしの裾を引っ張っているんです


あと動画のリンクは貼りません
CDの売上に貢献してください


あくまで自己満足の範疇を抜けない程度にゆるゆるやっていきますので
期待せずにいてください



それではさよなら












まぁ

次回の曲目決まってるんだけど