好きなピノキオピーの曲を雑に挙げて雑に感想を喋るだけ Part 2





iPodが壊れて死んでいたモチベーションを持ち直すのにこんなにかかりました
元々次回がある予定ではなかったし別にやらなくてもよかったんだけど
でもそんときの気持ちは完遂させときたいのでまぁ
出来たもんは出来たということで


今回の選曲はわたし自身を重ねてしまったもののみ
吐きそうな曲ばっか
良い意味で
自分のテーマソングにしたい
ごめんなさい

しかしいつも思うんだけどどういうことを書くのが正解なんだろうか
どう書いたら読む人が面白いと思うんだろう
ある程度のことを書けばいいっていうならその基準くらいは入れ込んだものを書きたい
結局わからんから本能のまま書いてるからね
それが良いことだと微塵も思わんし
難しいね





前回はこちら


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HUMANはこちら


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HANANOBI GIRL

2009年12月11日投稿
マイリスコメント:鼻が伸びちゃった女の子の歌。
『poncotsu』収録

とある鼻の長すぎる女の子が恋した話
恋するミュータント と内容自体は似てると思うけど、メッセージ性は似て非なるもの
自分に向けられるものは好意ではなく興味や奇異だと感じながら生きている
腫れ物を触られるように扱われる痛みがつらい
"嫌われたくないから 心にもないこと言えるの"
果たしてどちら側のことか

この曲も、わからない人がいるんだろうな
あなたにこのつらさがわかるかということも歌われてるが

『poncotsu』はピノさんの曲のバンドサウンド全盛期
ほんとこの頃の曲作り好きだなあ
バンドツアーやってよ

どうでもいいけど、元々1曲目は 空想しょうもない日々 で、次曲に空想繋がりで続けてたんだけど、『HUMAN』の時に書いたのを思い出したので変わった



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ファンタジーへようこそ

『poncotsu』収録

ロックな演奏
イントロからドカドカやってる

ハートアタックされた
どうも、人混みの中にファンタジーに生きてます
2番の歌詞全般的に刺さる
後ろ向きなのに180°捻って前に跳ぶような内容
明るくて踊ってるようなメロディ楽しい

あんまり理解されそうにない気がするけど、本当になんとなく伝わってくる曲
そのなんとなくさが最初はあまり好きじゃなかった
だけど孤独感が、"浅い傷"を隠した人々との距離がもどかしくて好きになってきた
浅い傷でも深い傷でも隠さなきゃいけない切なさとか、理解されない深い傷とか、深いと思い込んでる傷とか、人並みのこととかいろいろぐちゃぐちゃに溶けそう
それを明るく歌ってるのが、何とも言えない
何と言えば






ラブ イズ オノマトペ

2014年7月29日投稿
マイリスコメント:擬音語。
初出は『おみこし -Pinocchiop Tribute Album-』(以下、『おみこし』)収録
後に『しぼう』にも収録
『おみこし』収録当初は ラブ・イズ・オノマトペ という表記だったが、「点はなんか違った」という理由で半角スペースになった

『おみこし』のトレーラーで聴いた時からビビッと来ましたね
これだけのために買ったるわくらいの気持ちで
そしてフルで聴いたら想像以上の作品で、わたしの心を破壊していきました

耳を塞いで踞っている様子が浮かんでくる
下品を嫌う気持ちと大人にならなきゃいけないという裏腹さがね
良いよね
怯えが垣間見える
成長すればするほどに聞こえてくる雑音が、愛の正体を更に疑わせていく
それが大人になるということなのか
ならなくちゃなのかな
純真無垢がグチャグチャの中の融けていく様を描いてもがいてるようで苦しくなる
感情が込もってないようで込もってる

他の曲とテイストが違う気がするのよね
背景に混じっているような感覚に陥る
その他多数と同じになることを大人と言うのと掛けているようで、もしそれを故意にやってるのだとしたら、ゾクゾク禁じ得ない
完全にDJライブ向けの曲
電子音ばかり
なにより特徴的なのはCメロ
サビへ繋がる加速材になっている

この曲を上手く歌えるようになりたいのにな
難しい
一時期本当にテーマソングにしたいくらいハマってた



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シックシックシック

2017年11月20日投稿
マイリスコメント:病気。
『零号』収録

"頼むドクター 察しておくれ"
ここの歌詞来る度に鳥肌が立つのはわたしだけでしょうか

ハイテンポから繰り出される、自分と世間とのズレを病気と表した曲
そしてそれに怯えてる曲
ハイテンポさがパニックになっているような感覚にさせてくれる
"誹謗中傷に慣れていても
診断結果に怯えていたよ"
メチャクチャわかる…つらい…やむ…
"反抗心がない 全部しょうがない 
その症状は よくあるやつだよ"
吐きそうここ

"天網恢恢"とは
天が張りめぐらした網は広く、目が粗いようだが、悪人・悪事は決して取り逃がさないということ。
らしいけど、つまり世の中は見る目がガバガバの癖に、愚か者には厳しい、という自虐をこの歌詞では歌ってるんだと思うのよね

この曲をちゃんと解明しようとすればするほど、泣けてきてダメ
本当にダメ
聴けばわかる人、聴いても意味がわからない人がいること

"ああ もうずっと ああ もうずっと
抱えたまま生きていくんだろうな"
もうやめてくれ…

どうでもいいけど、この曲のライナーノーツが全然内容に触れてなくて真顔になる



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とうめい

『漫画』収録
『Comic and Cosmic』にリマスタ版が収録

こんな曲目だったから、少しは救いのある曲を最後に持ってきました
優しくされること、裏切ってしまうこと、いつか幻滅されることが怖いと歌われてる
嘘を言っているわけじゃないけど、自分の本当に考えたことをそのまま言ってはいないのに、そんなものに感化された姿を見せられたら、自分なんかが一緒にいてもいいって勘違いしちゃうじゃないか、という感じの自虐と嬉しさが入り交じった曲なんだろうか

自己肯定感が低い歌だよね
こういうこと考えちゃうよね~とか、共感が止まない
本当に信じていいのか委ねていいのかわからない気持ちで一杯なると、真実から嘘を探したくなる
そう、ただそれだけの曲なんだよね
知ってほしかったり、知られたくなかったりする、そんな気持ちを吐き出した感じ
だから最後の世迷言に涙腺を刺激されてしまう
そんな期待しちゃうよね
つらくなるのにね

リマスタ版は随分音がスッキリクリアになってる
聴き比べると全然違う
どちらが秀でてるとかもない
ドカドカが好きなら原曲だし、聞きやすさ重視ならリマスタ
個人的にもどっちのが好きとかないなあ
どっちもあり
とはいえもう『漫画』ってないんだっけ?






今回の選曲にあたって『HUMAN』に被らないようにしたり
書いてる途中でライナーノーツ書かれたり
iPod以外にも色々とありました
今後とも好きなものはたくさん話したいのでよかったらお付き合いください

でもピノさんの次回があるかはマジで微妙です
フォロワーさんがみんな好きだから別に改めて言うことでもないし
考察を文字に起こすのって面倒なんだよね
語彙力も足りないし
途中で飽きたらいろんな後悔がやってきてしまう

本当はいろんな曲を並べてたくさん喋りたい内容とかあるんだけどね
ホワイトボード使ってキャスでやった方がいいかもね

その為にスマホ固定するためのアームがほしいわやっぱ



というわけでありがとうございました