失恋ソングは焼そばのソース



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失恋ソングを聴くと
恋愛ってめんどくせえんだなぁって最近は思う
若い内はむしろ
失恋ソングを聴いて感傷的になるために恋愛はある!
くらいに大胆になってたけど

いろんな思惑とかを知ると
各所に
過去に申し訳なくなってきて

そんなわたしに 恋人失格 という曲は
少しだけ救いをくれたから最初に載せました
是非聴いてください


"確かに出て行った
君は泣きそうな顔してた
だけれどやっぱ泣かないんだね
そういうとこが嫌いだった
そうさせてた僕が嫌いだった"


1年前は…って考えることがやけに多くてさ
未練なんか無いけど
無いけど
確かに自分は無愛想だったよなとか
それなのに買い物行って毎日料理作って洗濯してよなとか
やり過ぎたことに対してはそのあとだけ少し優しくされてたけどそれってDVのやり口と同じじゃねとか
婚活パーティー行ってくるつったのにも普通にスルーして
そういうとこが気に入らなかったんかなとか

夏だったら
帰ったらすぐエアコン点けてたよなとか
そうめんばっか食ってたよなとか
暑いって言って突き放すくせにたまに腕の中に入ってきたりしてたなとか
人混みは嫌いだけど夏祭りの安っぽい焼そばは好きだったよなとか
だからその焼そばを再現するために俺が工夫して作ってたなとか

やった思い出ばっか出てきて
やらなかったことはとりあえず見えなくなって
申し訳なかったことは思い出してる
してもらったことからはわざと目を逸らして
でもあんな環境で生きてくなんてやっぱり無理だったからって
理屈で頷かせてる

感情も多分わかってる
だからかえって思い出ばっか見えてるんだろう




1年前とは全く違う環境で今は生きてる
今を生きてる
嫌になること
後悔してること
寂しいこと
マイナスなことたくさんあるけど
前よりはマシだって思って生きていくしかない
事実そうだし



それでもたまには
少しだけでも
たまには
嫌いだった人のことを思い出して感傷的になってもいいじゃない
失恋ソングは美しいって思えるじゃない



"だけどもう君の大好きに
笑顔で返せなくてさ
恋人失格だって 僕は弱かったんだ"