知り合いの苦労エピソード
毎日だってそれを思い返しては憂うけど
どれだけ不幸を見せびらかしても
そのうち笑顔で幸福を露出するのさ
知っているんだ
どん底を知ったつもりの白痴だって
この息苦しさは
梅雨の篠突く様子かい
それとも本当に溺れてるのかい
この悲しみは
太陽をなかなか拝めないせいかい
それとも比較してしまう自業自得かい
たまには美味しい思いをさせてよ
私は燦々と楽しんでいるのを
遠くから見ているだけだ
きっと同じキーワードを手にしたって
混じることはない
この寂しさは
雨の後の虹を期待したせいかい
それとも人を求めすぎたせいかい
こんなにも足りないのは
例年よりも早い梅雨明け宣言のせいかい
それとも本当に足りていないの?
認めたくないけど
私は本当に孤独なのかい