好きなMr.Childrenの曲を雑に挙げて雑に説明するだけ Part 2




はーい
まさかのpart 2が来ました

実は前回が終わった時点でもう半分くらい書いてたからね

というわけで今回も5曲です
前回とはちょっと違っていろんな人に聴ける曲を選びました

まぁ
紹介は前回と同じく雑なので
これで少しでも興味持ってくれて
そんで聴いてくれたらなって
1つ気に入らなくても全部聴いて
聴けよ☆

一応前回のリンクは貼っときますね



realtheukon.hateblo.jp



動画ある曲もあるだろうけど
ライブは原曲とだいぶイメージ違うし歌詞とか頭入ってこないだろうから
CDで各々で聴いてください
あくまで自己満記事なので






・フラジャイル

『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』『B-SIDE』収録曲
スタジオレコーディングではなくライブで披露された新曲をそのままCDに収録されている
時代が産み出す空気を皮肉りながらも、自分自身もそれに飲まれている自虐を歌っている
当時のミスチルは社会風刺が多かったが、社会に対する反骨精神に却って苛まれ、病んでいる内容も大分多かったそうな
板挟みになっている姿が大いに表れているのがこの曲
後に「世の中を儚げに歌うだけのちっちゃな男」という自虐を更に飛ばしている
歌詞だけではなく曲調も80~90年代ロックンロール色が強く、ブルーハーツRCサクセションなど、セピアに褪せているような、その頃の音楽が好きな方にはオススメしたい曲
"教祖も教師もなんだか洒落なんないじゃない"
という歌詞が好きです






・もっと

『HOME』収録曲
「祈り」をテーマに携えたアルバムの味を感じさせてくれる
フルートソロから始まる清い音楽
このアルバムの評価はあまり高くないが個人的には外す部分が全くない素晴らしいアルバムだと思っている
その中でこの曲を挙げたのにはわたしがこのアルバムを初めて聴いたとき
あまりミスチルに親しみがなかった頃になぜか強く惹かれた曲がこちらだったため
"世界は誰にでも門を開いて待っている
平等という名の下に 請求書と一緒に"
こちらがBメロの歌詞
一行目は誰しもに救いを差し伸べる世界を歌っているかと思いきや
二行目で不条理を見据えた皮肉だと知る
そしてサビ
"そんな理不尽もコメディーに見えてくるまで
大きいハート持てるといいな"
という夢想にも諦めにも聞こえるオチをぶつける
もちろん本気でそういう望みなのかもしれない
本当に叶うと信じているのか、それとも祈りにも似た気持ちで縋っているのか
元々この曲は2001年の同時多発テロに触発され作成された曲だそうで、ただの反戦歌と言われたらそれまでかもしれんが
ライブ映像も美しいので本当ならわたしがもっとも好きなライブDVDであるアレを観ながらゆっくり語り合いたい







水上バス

SUPERMARKET FANTASY』収録曲
一つの恋の顛末を歌ったフォークソング
感傷的な歌い方とアコギ、日常を香わせるありふれた景色を思い浮かばせる
終始軽く口角を上げて歌う桜井さんが見えますね見えます
少しずつ寂しさが込み上げてくる
なんていうか本当に最高というかなんというか、泣けるんです
こんな経験無くても
これは間違いなくミスチル初心者でも聴きやすい曲
まず聴いてみよう








・終わりなき旅

15th Single
豪華なイントロから始まる7分を超える情熱的な名曲
挫折や苦難、失敗に対してやる気や対抗心を燃やすのが主人公
そういう暑苦しい奴って鬱陶しいと思うんだけどさ、なんで感動しちゃうんだろうな
特に何度聴いてもCメロの歌詞は壮絶という言葉を当てはめたい
"生きるためのレシピなんてない"
なんて、そんなのわかってるという歌詞が、歳を重ねれば重ねるほど良いものと感じてくる
なんだこの魔術は
活動再開にリリースされたシングルなんだけど、そう考えると歌詞もなかなか思うところがあるよね
フラジャイル でも書いたけど、桜井さんが病んで、活動休止して、活動再開の曲がこれだからね
どうでもいいけど、ミスチルを語る芸能人が大体挙げるシングルだよね
良い曲だけど、だけどなんかさあ







・Prelude

『SENSE』収録曲
この曲を聴いてファンの中でどよめきが起きたのはサビと最後のBメロの歌詞
サビでは"光の射す方へ"と歌っている
もちろんミスチルのシングルタイトルである 光の射す方へ を歌詞に盛り込んだことに衝撃を受けた
そしてもう一つは
"長いこと続いてた自分探しの旅も この辺で終わりにしようか"
この歌詞に驚かなかったミスチルファンなんていないんじゃないかと思うくらいだ
"もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅"(終わりなき旅 の歌詞)
この歌詞をひっくり返すような歌詞だ
それなのに決して後ろ向きじゃない
希望を歌うこの曲は
"明日こそ誰かに必要とされる自分を見つけたい"
と綴っている
つまりこれまで自分が自分を納得させるために続いていた旅から、誰にも有無を言わせない自分を見つけたいと
そういうことなんだ…
本当に衝撃を受けたよ
この曲の魅力は、盛り上がりや過去曲のオマージュもあるんだが、努力ではなくあくまで希望を歌っているとこなんだよね
わかりにくいか
なんというか、~したい、~されたいという未来の願いを歌ってるんだよ
~にする、という断定的な言い方をしていない
プレリュード、つまり前奏曲だからこれからの、未来のことはわからないってことなのね
その未来はどうなるのか、5年後に続くんだがそれはまた別の話







どうでしょうファンの皆様
今回はかなりメジャー寄りなミスチルです


相変わらず次があるかはわかりません
基本的に続き物は続かないと思っていてください
希望があろうとなかろうと


というわけでありがとうございました
ミスチルはいいぞ