2022-01-01から1年間の記事一覧

フィクションと片思い

どれだけ努力をしても 叶わない宝物があるって どこかのドラマで言ってた どんなことも地道に1歩ずつ そんな名言を信じていたら 私より先に踏み出してた人に先を越された 時間がたくさんあったとしても 賞味期限は待ってくれなくて 不味くなった結果に 苦虫…

家族を皆殺しにする夢を見た

家族を皆殺しに夢を見た 夢の中でも痛かった その日のこと明確に覚えてて 全部覚えてしまっていて だからこれは夢じゃないんだ 本当に殺ったんだ って思ってた 家族を殺したことに悲しみとかなくて その後の裁判とか調書とかそういうの嫌だな って後悔してた…

誰にとって楽しいのか

産まれたてのあかんぼが 天井に向けて小さく微笑んだりするのを 「前世の記憶を思い出している」 という噂がある 真偽はもちろんわからないけど徳を積んで 得を摘んで 特別な一人だけの幸せをこれから詰んで生きてく 楽しみだね、ハッピーバースデー たくさ…

賢者タイム

筋トレは惰性でも義務感でもないけど いつもやってるものをやらなくなると不安になるからやる それで結果出たら嬉しいし自分を喜ばせるのって難しいよね ちょっと楽しかったとしても ふとした時に何も無い空間で どこかに落とされた感覚になるのそれでポツー…

シルエットのヒーロー

「君が生きづらいのは君が悪いわけじゃない」 大して嬉しくもないことで慰めた上で 「親や育て方が悪かったんじゃない」とかさ どこへの配慮だ? 誰に脅されてんだよ?歪んだ反射を植え付けられた身体は 次に誰を恨めばいいんだ どれだけ経っても日陰を歩か…

王者の権威

結局 私 は冷たくてナイフを持った人間みたい。 わたしに認められるのは、誰かに八つ当たりしてる姿だけみたい。 優しさも怯えも、認めてはくれないみたい。笑えてくるわね。彼女の存在はそういう役割だったみたい。 そう、私よ。 椅子は何度壊しても直るわ…

路地裏の猫

「やあ、ニンゲン」 なんの気なしに立ち止まって、そこにたまたま居た猫は、鼻をつんっと突き出して僕に話しかけた。 猫は言う。 「なあ、なにか食べるものは持っていないかい?わたしはロクなご飯を食べていなくてね。お腹がペコペコなんだ」 僕は訝む。そ…

生きたい

「死にたい」「生きてる理由がない」「自分の価値がわからない」 もう聞き飽きたと思うが それに抗う声も溢れているが わたしはまだまだ死にたくて あの人がくれた「生きたい」錯覚も どっちが麻酔だったかもわからないくらい消えたいつか死ぬことに藻掻くく…