さみしがりやの恋

 

 

ケンカする時は

いつもわたしがさみしくて怒ってる

怒るけど嫌いじゃないの

大好きだからさみしい

 

きみはいつも大好きって言うけど

さみしいって言わない

さみしいって言われたら嬉しいのに

きみはいつもさみしいって言わない

 

もっとわたしを欲しがってほしい

きみは嬉しくないのかな

毎日きみと抱き合いたい

毎日きみの声が聞きたい

いつまでいるのかわからないから

繋がってる今に全部の気持ちを込めたい

今日もそう、昨日もそう

たくさん伝えても尽きることはないくらい

きみでいっぱい

だけど

きみは欲しがってくれなくてさみしい

 

 

今まで「好き」って言い続けたら

いつか枯れて溢れなくなって

好きじゃなくなっちゃうのかと思ってた

だけどいなくなってからじゃ言えないのがわかって

後悔しないように飽きるまで口に出してみたら

どれだけ出しても尽きないくらいに好きだった

 

だからさみしい

同じくらい欲しい

恋をして、愛をして

わたしの甘い言葉をいっしょに平らげてほしい

お腹苦しいくらい幸せで太ってほしい

隣で体重に悩んでほしい

 

 

面白そうな町の些細な観光スポットも

食べたことのない変わったグルメも

絵本みたいな自然の奇跡も

何ともないのどかな散歩道もさ

きみがいたらいいのに、ってつまんなく見えちゃう

だから、だから

きみはいなくなっちゃったのかな

 

 

ケンカする時は

いつもわたしがさみしくて怒ってた

怒るけど嫌いじゃないの

大好きだからさみしい

まだ大好きだからさみしい